こんにちは!
現役店長のリュウです!
仕事でもプライベートでもコミュニケーションの取り方で相手の反応が変わってきます。
できる男性はコミュニケーションの取り方が上手で、嫌味がありません。
そして女性からだけではなく、男性からの好感度も高いです。
逆にできない男性は、コミュニケーションがうまく取れないので誤解を招く場合があります。
自分では普通に接していたつもりが、相手の機嫌を損ねていたり、冷たい態度を取られたりすることもありますので心当たりがある人は気をつけましょう。
今回は、コミュニケーションを取るのが苦手な方に向けて、このような誤解が生じる原因と対策についてお伝えします。
①誤解が生じる原因
皆さんは相手に何かを伝える時に省略していることはありませんか?
自分が頭の中で描いているイメージをそのまま伝えたつもりが、相手は違うイメージで受け取ってしまい、結果的にお互いが相手に違和感を感じてしまうというケースがあります。
例えば上司に「ここの机が散らかっているから、整理しといてもらえる?」と頼まれたとします。
実行して報告したら「まだ散らかってるからもう少し整理して」と言われたとしたらどうですか?
上司が頭の中で描いている「整理」とあなたが描いている「整理」が違った結果、まだ整理ができていないと判断されたということです。
ですが、部下の立場からすれば上司からお願いされた時に「整理するというのはどの位まですればいいですか?」とは聞にくい部分もあります。
自分の感覚でしてみて、その結果上司のイメージ通りであればいいのですが、人によっては厳しく言ってくることもあり、言われた方は不満が溜まります。
ここで大切なのは、立場のある人が部下に物事を頼む時は、できるだけ省略せずに自分のイメージが相手にきちんと伝わるような頼み方を意識してするべきです。
ここを疎かにするとお互いの信頼関係が薄れてきます。
たとえ些細なことでも長い間積み重なると、気づいた時には悪くなった関係を修復できない状態になっています。
そうなる前に自分が改善できるところは直していきましょう。
ただし、ある程度信頼関係が築けている部下に対して頼みごとをする時に、いつまでも細かい部分まで伝えていると、人によっては「そんな細かい事まで伝えられなくても分かっているよ。俺のことを信頼していないのかな?」と思われることもあります。
上に立つ人の大切な仕事はマネジメントです。普段から一人一人とコミュニケーションを図り、その人の性格や思考を把握した上で、その人が一番気持ちよく仕事をしてもらえるような頼み方をすることが必要になってきます。
誤解が生じる原因は普段からのコミュニケーション不足が招くといったケースが多く見受けられます。
【上司だから】【部下だから】ということではなく「相手の立場に立って考える」ということと「自分の伝えたいことが相手と共有できているか」の確認をしっかり行うこと。
この2つの点に気をつけるだけでも誤解を防ぐことができます。
②対策
先ほどもお伝えしたように、相手の立場に立って考えるということが大切です。
私の部下で実際にあった誤解が、他の店舗のスタッフとすれ違った時にこちらから「お疲れ様です!」と挨拶したが無視されたということを聞きました。
その時の部下は「挨拶したけど無視されたから、あの店舗のスタッフにはもう挨拶はしません。」とイライラして私に話してきました。
人間は誰しも承認欲求というものがあるので、無視されるという行為は自分の存在を認めてくれていないと感じてしまいます。
なので、イライラする気持ちも分かりますが、その時の一部分だけを捉えて否定的に考えると、相手との関係性は悪くなる一方です。
こうならないための対策としては一度【相手の立場に立って考えてみる】ことです。
先ほどの部下のケースで考えてみると
「もしかしたら、お客様からのクレームがあり余裕がなくて挨拶できなかったのかもしれない...」
「何か考え事をしていて、こちらの声が聞こえておらずに挨拶ができなかったのかもしれない...」
「耳の調子が悪く、声が聞こえずらくて挨拶できなかったのかもしれない...」
など、相手の立場に立って考えれば色々な可能性がみえてきます。
その時、私は部下に対して「相手のことをよく知っているわけでもないのに、その一度の行為だけで判断するのは良くないよ。仮にそのスタッフさんの身内の方に何かあって気が動転していたと分かっていたら、挨拶が返ってこなくてもイライラはしないでしょ?まずは相手の立場になって考えてみよう!」と伝えました。
感情的になりイライラしても何一ついいことはありません。
それよりも、相手の立場に立って考えることをクセづけて、良い人間関係を築けるようにしていきましょう!
まとめ
今回はコミュニケーションを取る上での誤解が生じる原因と対策についてお伝えしました。
学校にしても会社にしても、それぞれ異なる環境で育ってきた人たちの集まりですので、コミュニケーションがうまくいかない場合も多々あります。
そんな時に思い出してほしいのは
【自分の本当に伝えたいことは、内容を勝手に略さず、詳細を説明する】
【相手の一面だけを見て簡単に判断するのではなく、相手の立場に立って考えてみる】
【感情的にはならずに、前向きな捉え方をする】
今回の記事を参考にして頂き、皆さんが周囲の方といいコミュニケーションが取れるようになれれば幸いです。