こんにちは!
現役店長のリュウです!
突然ですが、皆さんは普段から笑いをとっていますか?
「芸人さんじゃないんだから、笑いをとるなんて考えたことないよ…」
と思われる方も多いのではないでしょうか。
もしあなたに部下や後輩がいるのであれば、コミュニケーションは絶対に欠かせません。
そして、そのコミュニケーション力を上げるために大切なのが【笑い】です。
今回は、コミュニケーションに悩んでいる方や、今よりもコミュニケーション力を上げたいという方にお伝えします。
①コミュニケーションの取り方
仕事に限らず、学校やバイト先でも人間関係での悩みは絶えませんよね。
コミュニケーションを取る上で大切なことは「相手のことを知る」ことです。
では、「相手のことを知る」にはどうすればいいのか?それは「自分のことを知ってもらう」ことです。
相手のことを知りたければ、まずは自分がどういう人間なのかを知ってもらう必要があります。そのために自分のプライベートな情報(職業・年齢・出身地・趣味・特技など)を相手に伝えましょう。
これは心理学でいうところの【自己開示】というものです。
あなたが自己開示を行うと、相手も自己開示を行いたくなるという心理が働くので、距離を縮めることができます。
そこから会話を始めていくのですが、ここで笑いを取り入れるのがオススメです。
笑いと言っても、面白い話やギャグをして爆笑をとるということではありません!
相手を笑顔にすることができれば十分です!
以前の記事で【笑顔をつくることでプラスになること】をお伝えしました。
もし初対面だとしてもお互いに笑顔が出れば、緊張もほぐれリラックスできます。
あなたが会話の中に笑いを取り入れることでとてもいい雰囲気が作れるとしたら、試してみる価値はありますよね!
②笑いの取り方
笑いを取る時に気をつけることは、タイミングと距離感です。
初対面の相手に対して、いきなりボケても単純に驚かれるだけという場合もあります。
今回は〈初対面での集まり〉を想定して、誰でも簡単にできる笑いの取り方をお伝えします。自分にもできそうというものがあれば是非とも試してみて下さい!
【大げさな表現】
とにかく表現を大げさにして伝えます。中途半端な表現方法だと伝わりにくいので、自分が思っている以上に大げさな表現をしましょう。
例)
「今日はこの世に生まれてきてから28年間で、一番楽しい日になりそうです!」
「お酒は大好きで、おそらく力士3人と一緒に飲んでも全員に負けない自信があります!」
「学生時代は陸上部で走り幅跳びをしていたので、自動販売機くらいなら飛び越えれると思いますよ!」
【自慢話+自虐ネタ】
他人の自慢話は、聞いていてもつまらないですよね。ですが自慢話からはじまって、終わりを情けないようなオチにすると笑いが取れます。
自慢話から情けない話のギャップが大きければ大きいほど面白くなりますよ!
例)
「住んでいる所は駅から歩いて5分なんで、周りにお店も多くてものすごく便利なんですよ!でも会社までは1時間以上かかるんですけどね…」
「洋服が好きなんで、結構いいブランドのものを持っているんですよ!でも彼女がいないので着る機会は少ないですけどね…」
「◯◯大学卒なんで勉強はできる方だと思います!でも恋の勉強はしてきてないんでご教示お願いします!」
【勘違い+褒め】
相手の長所を褒める時に、わざと勘違いをして笑いを取る方法です。勘違いをすると相手はその理由を聞いてきますので、その時はしっかりとした根拠を伝えましょう。
笑いも取れて、相手をいい気分にさせることができますよ!
例)
・ルックスが良い女性に対して
「もし間違っていたらすみません。先週のCanCamの表紙に出てましたよね?」
「CanCamなんて出たことないですよ!」
「じゃー見間違いかな~でもそれだけ可愛いと表紙飾れますよ!」
・気がきく女性に対して
「もしかして、前職では旅館の若女将をされていませんでしたか?」
「してないですよ!なぜですか?」
「それだけ目配りができて、気がきく人って普通はいないですよ!まさに女将さんクラスの気遣いです!」
・頭の回転が速い男性に対して
「普段の仕事ではパソコンってあまり使わないんじゃないですか?」
「結構使いますよ!パソコンが苦手そうに見えますか?」
「先程からの返答やトークの切り返しをみて頭の回転の速さに驚いてまして、パソコンなくても何でも出来そうな気がしたので聞いてみました!」
【態度と言動】
自分が発言した内容に反して、矛盾した動きをすることで笑いを取ります。
例)
「こんな高そうなお店で料理を食べるのって緊張しない?」
「そう?僕は全然大丈夫!全く緊張していないよ!」(手に持っているナイフとフォークが震えている)
【すべったとき】
上記の方法で笑いを取りに行った時にすべることがあっても心配しないで下さい。
そのすべったという事実を元に、色んな言い回しで笑い変えていくことができます。
例)
「はい、これがすべるという現象です!よく覚えておきましょう!」
「今気づきましたが、ここは完全にアウェイですね!」
「親戚の集まりの場で披露したら、そこそこウケたんですけどね~」
「笑い声が少なかったので、後7回はやりますよ!」
「励ましのお手紙、お待ちしてます!」
今回お伝えした笑いを取る方法は、何気ない会話の中に取り入れることができます。とくに構える必要もありませんので、使いやすいですよ!
③笑いがもたらす効果
初対面の場合などは、どうしても緊張して顔がこわばりますよね。そこに一度笑いが起こることで緊張感も和らぎ、自然体で話すことができるようになります。
ある研究によると、男性よりも女性の方が多く笑っているそうです。
女性の恋愛対象の中には「面白い人」「ユーモアのセンスがある人」という方も多いと思いますが、男性の恋愛対象の中には「よく笑う人」「笑顔が素敵な人」という方が多く、良く笑うカップルというのは良い関係性を築きやすいそうです。
仕事でもプライベートでも人間関係を円滑にするには【笑い】を意識することが大切です。
まとめ
今回は、コミュニケーション力を上げるための笑いの重要性についてお伝えしました。
考え方としては「相手を笑わせたい」と思うよりも「相手を楽しませたい」と思うことが大切で、楽しませる方法の1つとして【笑い】を取り入れてもらえればいいと思います。
人間関係で悩んでいる方は、笑いの取り方を参考にして頂き、徐々に良い方向に進むようにコミュニケーション力を上げていきましょう!